ジョブローテを通して思うこと ~総合職編~

 

これは【その2】ドリコム Advent Calendar 2015 - Adventar3日目の記事です。

2日目の記事はmitakuさんのRubyで可逆暗号 - mitaku.logです!

【その1】ドリコム Advent Calendar 2015 - Adventarはこちら。

  

自己紹介

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nakajiと申します。2014年4月入社の新卒2年目。

ビールとネコとハロプロをこよなく愛する20代です。

現在渉外業務を担当しています。

 

はじめに

入社して1年と半年ちょっと。私は3度の部署異動を経験しました。

  • 2014.4                   入社
  • 2014.5-11            広告営業
  • 2014.12-2015.5   人事/新卒採用担当
  • 2015.6-10            広告営業
  • 2015.11-           渉外 ←イマココ

この記事では、私の総合職ライフをとにかくとにかく紹介し、学んだことを記録します。最後にはベンチャー総合職若手として大切にしたいマインドを綴ります。

※この記事はエンジニア職とはかけ離れた内容となります

 

1)異動までのわたし

なぜドリコムを選んだか

 ①年齢性別関係なく、挑戦できる環境で働きたかった→たまにいる、大手行きたくない病の学生です。

 ②これからグローバル化を進める企業がよかった→「人と話すこと」「笑顔」「英語力」を強みとする総合職あるあるの中で、自分でどんどん開拓できる場所(=海外)がある、企業に魅力を感じました。

 ③あとは面接を通していいなと思った

 

■2014.4 入社

4月1日、真っ黒なスーツに身を包み入社。同期とともに新卒1年目研修を受けました。経営理念、社史~ワード/エクセルの使い方~名刺の受け渡し方~会議室の上座下座~カジュアルアプリ企画ワークなどなど…。スキルフルでクリエイティブな同期たちに囲まれ、電話応答の練習以外、勝てるところがない中1ヶ月を過ごしました。

 

2014.5 配属/営業

希望した部署、グループ、職種にて配属。

テレアポをしたりアポメールを送ったり、先輩に同行させてもらったり。自分で何かを進めること一つひとつが怖くて、自分から発される言葉は上司や先輩の伝書バト。「自分の意見を言っていい」と言われてもいまいちピンとこず、わからないものがわからない毎日を過ごしました。

上司であり育成担当者(※)の先輩、同じ営業グループの先輩方、部署の方々、他部署の先輩方、同期…いろんな方に気にかけていただきながら、ご指導受けながら「何とか」、「やっと」でした。

※育成担当者…ドリコムには育成担当者制度という制度があります。他社でいうメンター制度と二アリーイコール。仕事のプロセスだったり悩みだったり、新卒1年目の教育とときには心のケアを現場先輩社員が担当するというものです。

 

2)1回目の異動:人事/新卒採用担当

いろいろ経て、これから新卒採用繁忙期!という人事へ異動しました。

「現場の皆さん」という新しい言葉と感覚を通して、自分はコストをかける立場なのだと強く強く意識しました。事業側から間接部門側へ。

不安でした。なにか悪いことをしているような気さえしました。

新卒で入社した身として、新卒採用担当者として、新しい風って、若手って、新卒って、なぜ必要なの?今のドリコムはどうなの?何が足らないの?会社がどう変わるの?どう変えるの?どう変えたいの?なぜ?なぜ?…学生を迎えお話する中で毎日毎日考えました。

正直、解がないときもありました。が、ただただ、「新卒の私が新卒採用を止めるなんてあってはならない」の一心でした。

社内の経営層、マネージャー層、現場社員、そして就活生、と多くの視点に向き合い、そして2015年新卒入社の後輩たちに出会い、研修を一部担当する中、解を得ました。
※解の内容は各採用担当で大きく異なると思いますので、ここでは明言しません

夢にまででてくるほど自問した結果の、「この会社にとって、そして私にとって、新卒採用とは○○だ」という自分なりの信念をもつことで、ミッションへの姿勢、モチベーション、自発性…全てがぐっと変わる感覚を味わいました。

 

学んだこと:仕事に対して信念をもつ

 

3)2回目の異動:営業

再度いろいろ経て、戻りました。半年前と同じ部署グループに。

コスト→利益を生み出す立場だ、という意識が強く強くありました。間接部門側から事業側へ。視点を変えるため、決算資料・全社戦略・事業部戦略を何度も何度も読み直しました。

仕事に対して信念をもつことを学んだ私は、「ドリコム営業とはキャッシュの機会を産むのが任務だ」という想いを一貫しました。言葉がえぐい。

新規接触、アポ、メール、レポート、提案…約1年前はわけもわからずのタスクだったことを一つひとつ、なぜ必要なのかをハラオチさせられたのは1年前との大きな違いでした。

そしてキャッシュの機会を産む、ためには圧倒的な分析とトライ&エラー&トライ!な行動量が必要だったということを、2度目の営業業務にて初めて理解しました。

実際、キャッシュの機会をつくれなかったり、つくらない選択がお客様のためだったり、とさまざまな場面に直面しました。日々増えていく会社と会社とのやりとり。時に想定もしないトラブル、緊急休日対応…お客様とのやり取りを通して 、1年前とは比べものにならないくらい多くのことを経験させていただきました。

戻って4ヶ月。トライ&エラー&トライを続けた結果、気付けば数字目標を達成していました。 

 

学んだこと:信念 + やりぬく力 = 結果

 

4)3回目の異動:渉外

いろいろいろいろ経て、現在海外渉外を担当することになりました。

海外に拠点のある企業とビジネスのお話をする立場、入社後目標にしていたポジションです。まだまだ手探りの日々ですが、「ビジネスの機会を産み出す」のが渉外の役割なのだだと感じています。かなり繊細で高度な会話を繰り広げる必要がある業務内容にて、学ばなくてはならないことが今まで以上に多いです。

何がおこるかわかりませんが、信念をもち、やりぬいて結果を出したい。出します。とだけ記します。

 

5)これから大切にしたいこと

1年半とちょっと、ベンチャーで働いた私が今思う、これから大切にしていきたいことは3つです。

 

挑戦に躊躇しない

ジョブローテーションは挑戦でした。

手をつけてみること、続けてみること、手放してみること…を通してどんな変化にも負けない社会人への第一歩を踏み出せたのではないかと思っています。小さなチャンス、大きなチャンス…いろんな形でこれからも出てくると思いますが、成長へのモチベーションを低下させないためにも、挑んでいきたいです。

 

発信しつづける

ドリコムでは「海外やりたい」という想いを伝え続けました。

英語といえばnakaji、海外といえばnakaji、といつの間にか社内ブランディングもできました。業務としては、海外クライアント担当や留学生対応を経て、現在はなんと海外渉外業務をガッツリ。

ベンチャー気質な企業には、どんなところにも、特に若者には機会を!な文化があると思います。周りへブランディング含め、自分のやりたいこと、想っていることの意思表示と発信が自分のステップやビジネスの幅を広げるひとつの方法なんだと思います。

 

敏感でいる

業界の移り変わりははやいです。社内でもいろんなことが変わります。加えて、たまたま自分の業務の変化もめまぐるしかったです。

一緒に働く方々もたくさん変わりました。

どうすればいいか、何をするか、を1から丁寧に教えたり、同じところを何度も何度も繰り返してくれるほど、時間に余裕のある方はいません。もちろん、助けてくださる方々ばかりですが。

どれだけ自分が感じ取り、理解し、自分のモノにしていくか、が勝負です。

 

6)おわりに

ジョブローテは安定しないでしょ…と心配してくださる方もいらっしゃいます。安定してませんでした!でもこれが私の選んだ道でした。

何でもやらせてもらえてラッキーでした。今までの経験全て、私自身の力にしていきたいと思っています。

諸説あると思いますし、この先ジョブローテしていくか?と言われてもそんなの今の私には考えられないことですが、ひとつ、ベンチャー総合職の生き方としてはアリなのではないでしょうか。

毎日、しんどくもとにかく楽しいです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

最近ぐぐぐっと冷え込みますね。体調にはくれぐれもお気をつけください。

 

明日はon-drecomさんのUnityブログです!f:id:admarket217:20151203094708g:plain ★★★

 

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